秋も終わりを迎えた頃、湾奥でのシーバスが下火になってきたため、シーバスジャンキーの友人に案内してもらって、干潟のシーバスを楽しんでくることにしましたよ。
長時間時合いを待ったり、胸まで浸かるディープウェーディングだったりと、過酷なシーバスフィッシングを行ってきましたが、今回がここ最近で最も過酷を極めた釣行となったので、その様子をレポートさせていただきますね。
永遠と歩く
先に反省しておきますと、私は干潟でもシーバスフィッシングというのを舐めていたのかもしれません。今回の過酷さはひたすら歩く過酷さです。ごわごわしたネオプレーンの5mmのウェーダー、ルアーがたっぷり入ったベストを着て、重装備で足元の悪い中を暗闇をおよそ40分。
シーバスジャンキーの友人に弱音を吐きながら、ただひたすらに歩き続けました。

遥か彼方の後方にある陸地、ひたすら干潟を歩いてようやくポイントへ。何度か休憩しながらヘトヘトになって、ポイントについてまずは休憩してから実釣開始です。大潮の満潮からの下げに至る絶好のウェーディング日和、ここまで来るまで苦労したけど、釣果の方は果たしてどうなるかな?
歩いた甲斐はあった
ポイントへついてしばらく投げると、シーバスのボイルが多発するようになりました。それと時を同じくして同行したシーバスジャンキーの友人のロッドが曲がっているので。急いで駆けつけてみると60cm弱のシーバスをネットイン!

ヒットルアーはロンジンのレビンライト、シャローに特化したがシーバスジャンキーの友人絶賛のシンキングペンシルだそうだ。
どうやら、シーバスの群れがちょうど回遊してきて、シーバスジャンキーの友人の前にできた流れのヨレの中に留まってベイトを捕食している様子。流れのヨレを攻めるシーバスジャンキーの友人に連続ヒット! 今回はなかなかのナイスサイズのようだ!

ブリブリに太った70cmを超えるナイスプロポーションの秋らしい見事なシーバスだ。おめでとう。ヒットルアーはロンジンのフランキー120!
ヨレで投げさせてもらう
こおり君の連続ヒットに指をくわえながら写真を撮っていると、ぐっさんもヨレ攻めてくださいとありがたいお言葉が!お言葉に甘えて投げさせてもらうとすぐさまヒット!

タックルハウスのTuned K-TEN TKLM 9/12に食ってきたのは60cm弱のシーバス! 流れに乗ってなかなかのファイトを見せてくれた。
かなり高活性な群れがヨレに溜まっている様子で、再開してすぐに再びヒット!一時的に入れ食い状態に突入です!

ほぼ同じサイズが同じように釣れてきた。ヒットルアーは同じくTKLM 9/12。ここまで気が遠くなるような距離を歩いて来た甲斐があったというものだ!
意外なゲストも!
ヨレには相当な魚が付いているのか高反応でダブルヒットするような場面もあった。せっかくなので魚を並べて写真撮影。

とここで、群れが何処かに行ってしまったのか、釣りきってしまったのかわからないがぱたりと反応がなくなってしまった。そこで、干潟をさらに奥に進んで流れが強いところに移動してきました。シーバスジャンキーの友人曰く干潮間際にシーバスが落ちて来るポイントであるとのこと。
しばらく粘っているとこおり君の投げるダイワのモアザン スイッチヒッター95Sに強烈なあたり!ランカーシーバスかと期待したものの、上がって来たのは…

なんとグッドサイズのクロダイの登場である。この時期にしては珍しいゲストである。潮止まりにに近づくに釣れてあたりは少なくなり、二人で計10本ほどのシーバスを釣り上げての納竿となった。

帰りもひたすら歩いたけど、いい釣りできると帰りの足取りも軽いね。これで、2016年の私のシーバスフィッシングはおわり。最後にいい釣りできた。年が明けたらバチ抜けシーズンも面白い釣りができるそうなんで、その頃にまた遊びに来よう。そうしよう。
使用タックル
ロッド | ufmウエダ ソルティプラッガー ボロン SPS-962SS-TiEX ’03 Limited Edition |
リール | シマノ 12 レアニウムCi4+ C3000 |
ライン | よつあみ アップグレード X8 1号 / 22lb |