川柳的なタイトルになりました。最近はufmウエダを知らない人も増えてきましたね。昔は一世を風靡したロッドも会社の解散から4年、なかなかお目当てロッドを買うのも難しくなってきてしまいました。
今の時代、どんどんカーボン素材は良くなり、高性能なロッドはたくさんリリースされています。しかし、私は頑なにウエダを使い続けています。それはこだわりというよりもはや意地に近いです。気になる竿やロッドメーカーはいくつかあれども、趣味である以上自分のこだわりは貫き通したいわけじゃないですか。
世界に一つだけの竿
真のウエダを信者を自称する私は竿を買う時はまずオークションからチェックします。先日もショアジギングタックルを新調しようとオークションをチェックしていた私は、ある一本のロッドに目が止まったのです。それがこいつです。
ufmウエダ パワープラス GT GT-982H Custom By JUNKIE WORKS
ufmウエダのロッドをベースにカスタマイズされた一品ものの竿。ウエダが好きだった人がオリジナルのあの赤と白の奇抜なデザインが嫌でカスタムしたのでしょうか。マッドブラックのブランクカラーを基調としてかっこ良くカスタムされています。
2003年という表記があることから、作られたのはこの記事を書いた日から10年以上も前のことです。かなり古いロッドですが、埃をかぶっていること以外は非常に保存状態も良く、綺麗に掃除すれば気になる傷もありません。
真面目に10キロオーバーを狙う場合、ウエダの竿の中から選ぶならパワープラスGTかパワープラスULUAだろうなと思っていたのですが、まさかこんなカスタムロッドを買うことができるとは…最新のロッドには性能は勝てないでしょうが、この竿は私にとって元々特別なオンリーワン。
作者は、依頼者は、どんな想いをこのロッドに込めたのでしょう。相当なウエダ好きでないとこんなことはできません。そんなロッドですからきっと私の手元に来たのでしょうね。