2012年 08月 17日、ufmウエダの解散の知らせは、全国のウエダ信者たちに衝撃を与えた。
ウエダ解散の衝撃
唯一無二といえるフィーリングのブランクスによって作られたウエダのロッドは、釣り業界広しといえども代替品が見つからず、行き場を失った信者たちは途方に暮れたのであった。
それはまるで、渋滞した高速道路で嵐のように訪れた便意を我慢しながら、やっとの思いでたどり着いたパーキングエリアのトイレで、トイレットペーパーが切れていた時の感覚に似ているだろう。
発売されてすぐ買ったSPS、今では腰が抜けフニャフニャになってしまった。
道具に拘る人が多い
釣り人には道具に拘る人が非常に多いと思います。このルアーで釣りたいとか、このロッドで釣りたいとか、思い入れのある道具で釣った魚は喜びもひとしおですよね。私にとってそれは美しいベンディングカーブを描くウエダの竿で釣ることだったのです。
今はもうオークションか中古釣具店でしか買うことができなくなってしまい、人気のあるモデルは定価をはるかに超える金額で取引されています。ウエダの竿を好んで使っていた人は同じ悩みを抱えてるのではないかと思うのですが、解散後も長らく代替となるメーカーやブランドが見つからず、多くの人が困惑してるんじゃないかなって思ってます。
所有する竿のほとんどがウエダ、折れたら修理が効かないのが恐怖。コケたら体より竿を守る。骨はくっ付くが折れた竿はもう元に戻らないのだ。
新しい会社の登場
が、いよいよそんな悩みとお別れする時が近づいているかもしれません。ufmウエダのチーフデザイナーだった西村雅裕氏が立ち上げたM&N CORPORATIONというメーカーから本格的にトラウトロッドがリリースされそうです。
今までは本流レングスのみだったのですが、2015年春にはショートレングスが追加されるようです。スペックやデザインはSTS MN-HSiシリーズに近いようですが、ブランクスの製造過程が変わったはずなのでどのようにフィーリングが変わるのでしょう、非常に気になるところです。
シーバスロッドもリリースされるのでしょうか。ウエダ信者としては目が離せないところです。
“ウエダ信者の行く末は” への4件のフィードバック
よさ気なショアジグロッド作ってくれないかな
ミッドショアかパワープラスGTを安く買って、Kガイドにに変えようぜ!ついでに塗装してもええな。
自分はSPS-ss-tiEX902をシーバス、サクラマスシーズン最盛期に限り使ってます。掛けた後のフィーリングが最高。長く使いたい一本です。
コメントありがとうございます。
もう手に入らないから使うのにも気合が入りますよね。
私のSPS ’03ltdは折れてしまいましたので、大事に使ってあげてください。
しかし、折れたSPSもこのままでは終わらんよ…!