最近ツイッターで知り合った遅刻魔の友人に東京湾奥のシーバスフィッシングを案内していただきました。
そのお礼というか、じゃあ今度はバスフィッシング行こうぜということになりまして、最近話題の豊英ダムを案内してくることにしました。
今話題の豊英ダムへ!
終電の川崎駅に集合して、アクアラインを渡って豊英ダムを目指します。
終電で集合したので、釣り場について準備を終えても出船時刻まで3時間ほどあります。この日はあいにくの雨予報だったのですが、準備を終えた後に眠っている間に雨は上がったようです。
ぐっさんゴーマルを掛ける
朝一にどこに行くか非常に悩みながら出船の時間を迎えることになりました。普段一人で出船している時はあまり気にならないのですが、どのエリアに釣りに行くのかという私の判断が同船者の釣果を左右するとなると緊張するものですね。
とりあえず、朝一は川筋に入って私の知っている限りの魚影の濃いエリアを叩くことにしました。
最近好調の虫パターンを試していくと、滝のある岩盤周辺で私の投げるレインズ インセクターにビックサイズのチェイスがありました。西湖のゴーマル以上のモンスター…鯉かと見間違うほどの魚体です。
しかし、口を使わせることができずに岩盤にターン。そこで次のキャストでは近くの枝に引っ掛けてのチョウチンメソッドで誘います。再びどこからともなく湧いてくるモンスター…インセクターを凝視しています。空中でしばらくルアーを躍らせ、焦らしに焦らした後に水面につけるとその瞬間にパクッ!
一呼吸置いてから合わせると見事にフッキング! 3lbフロロでゆるめに設定したドラグが止まりません! しかし、手前まで寄せて魚体を確認した後のツッコミで無念のフックアウト…ゴーマル確実なモンスターは豊英の幻と消えたのでしたとさ…
とりあえず一安心
50cm以上は確実と思えるサイズをバラして心に深いダメージを負ったぐっさん。だが、今日は自分が釣るのが目的じゃなくて遅刻魔の友人に釣ってもらうことが一番大事だからと、乱れた心でなんとかエレキを操船していると、流れの当たる岩盤で遅刻魔の友人がファーストフィッシュ!
ピンクのインセクターに食ってきたのは32cmの元気なブラックバス。久々のバスおめでとう。続いてワンドの奥に滝があるエリアで再び遅刻魔の友人にヒット!
44cmのナイスサイズである!とりあえず、遅刻魔の友人にいいサイズが釣れて一安心したため、先行して通称なんとかカーブの流れの効いた一級スポットに投げると私にもヒット!
40cmをゲットして心の平穏を取り戻したのであった。
インレットが熱い
どうやらこの日は雨の影響からかインレットの付近の岩盤にバスが多くついているようで、その周辺を集中的に狙っていくことにしました。最上流まで上った川筋を下りながら打っていくと、インレット付近のピンスポットでバスのバイトがあって楽しい状況です。
遅刻魔の友人がマニアックなトラウト用のベイトロッドにデカセクターをつけて釣った36cm。
インレット付近で釣った私の39cm。何でこの人網持ってるんだろうか?
いやー、虫パターンは実に楽しい、バイトシーンが見えるのはもちろんのこと、同船していると自分以外のルアーも見えるのでバスの動きを確認できますしね!そして、本湖近くまで川筋を下った辺りのインレットで遅刻魔の友人のデカセクターにナイスサイズがヒット!
45cmとこの日の2本目の40cmアップをゲットとなったのでした!
苦労の末にナイスサイズ
川筋をひとしきり釣り回った後は一度桟橋に戻って休憩した後に本湖に出ることにしました。本湖のオーバーハングがきついエリアを目指していると、途中で50cm近い見えバスを発見しました。
しかし、一度こちらに気づいてしまっているため、ルアーを投げてもどこかに逃げて行ってしまいます。魚影は確認できるのですが、しつこく粘っても食わせられる要素はありません。さっさと見切りをつけて目的のエリアを目指します。
目的のエリアに到着してしばらく探っていくと、オーバーハングの下に40cmオーバーの見えバスを発見しました。得意のチョウチンメソッドで誘ってみると警戒しながらもバイト! なかなかのナイスサイズで45cmくらいはありそうだ!しかし、またしてもフックアウト…魚は悠然とオーバーハングの中に戻っていきました。
バラした魚を目視出来たためもう一度食ってこないかなと、再びチョウチンメソッドでしつこく誘ってみるのですが、完全に虫ルアーを無視する状態になりました。さすがに2度も食ってこないなと逃がした魚を見ていると、なんと別の魚がバイトしてきました! ルアーを見ていないのでびっくりしましたが合わせを入れるとこれもサイズが良さそうだ!
枝にラインが絡んだり、操船をミスってオーバーハングの中に船が突っ込んだりしたりと、非常に苦戦したものの45cmのバスをゲット! 実はこれで、西湖以来通算5釣行連続で45cm以上の魚を仕留めたこととなる! やっほい!
ラスト15分の奇跡
45cmのゲットに朝にモンスターをバラしたことも忘れて満足感に満たされて私は竿をたたむことにしました。残り時間も少ないですが、後は操船に注力して遅刻魔の友人に釣ってもらうことにします。

遅刻魔の友人もなんとか最後に一本釣ろうと頑張ってオーバーハングの中にキャストを繰り返していくと、いいところにキャストが決まってそのままヒット!ライトを飾る一本になるかと思いきやこのサイズに苦笑い…
時間も残り15分を切り、極小サイズで終わるかと思ったのですが、桟橋に向けて船を流していると、先ほどの50cm近い見えバスを発見した場所まで戻ってきてしまいました。
船をかなり遠くつけて、「あそこの枝に引っ掛けてチョウチンメソッドで1分間くらい誘ってみて」とアドバイスすると、いいところに一発でキャストが決まります! あとはバスがいることを食ってくることを願うのみ。30秒くらい誘うのですが、インセクターに食いついてくる様子はありません。正直言ってこりゃダメかもと思って、近くの釣り人と談笑を始めると、「きた!」との声!慌ててルアーを投げていた方をみると、馬鹿でかいバスが縦横無尽に暴れまわっています。時間をかけてランディングすると…
49cm / 1700gとゴーマルには一歩及ばないもののビックバスの登場です! 時計を見ると帰着時刻まで残り10分、最後の最後、ラストチャンスをモノにすることになったのだった。
満足の豊英ダム
というわけで、数はあまり出なかったもののサイズには恵まれて船中で6本の40cmアップを釣り上げることができました。

お馬鹿メジャーも大活躍であった。
案内するとなると操船者の判断が釣果に大きな影響を及ぼすため、少し緊張するものですね。遅刻魔の友人も満足して頂いたみたいで、ぐっさんガイドサービスによるバス釣行は良い結果に終わったのでした。めでたしめでたし。