海外版トリウムのレビューとインプレッション

生粋の左巻き派の私はオシアジガーや国内版トリウムに左ハンドルがないことにブチ切れて、海外版トリウムを輸入して使っています。

残念なことに左ハンドルで大型のジギングリールは選択肢があまり多くはありません。国産だとブルーヘブンかマーフィックス、海外メーカーでアキュレートかマクセル。いずれも高級なリールばかりですね。

低価格である程度使える性能があり、さらに左ハンドルの大型サイズがラインナップされていることに魅力を感じてこいつを愛用しています。

いちいちUSシマノのウェブサイトにスペックを確認しに行ったり、インチをメートルに直したりするのがめんどくさいため、海外版トリウムのスペックを日本人にわかりやすく自分用のメモも含めて記載することにしました。

海外版トリウムスペック表

品番 ギア比 巻上長 ドラグ力 糸巻量(PE)
TOR16PGA
(2000番相当)
4.6:1 86cm 15kg 1.5-1200
2-900(*)
3-600(*)
4-450
5-360
6-300
TOR16HGA
(2000番相当)
6.2:1 116cm 10kg
TOR20PGA
(3000番相当)
4.6:1 86cm 15kg 2-1200(*)
3-800(*)
4-600
5-480
6-400
8-300
TOR20HGA
(3000番相当)
6.2:1 116cm 10kg
TOR30PGA
(4000番相当)
4.6:1 86cm 15kg 3-1200(*)
4-900
5-720
6-600
8-450
10-360
12-300
TOR30HGA
(4000番相当)
6.2:1 116cm 10kg

サイズの違いはスプールの幅の違いです。16がナロースプールで30がワイドスプールです。また、糸巻量の(*)は実際に巻いて確認した項目になります。

実際にラインを巻いてみるとこんな感じです。

使用ラインはサンラインのPEジガーULT3号です。16Aには600m、20Aには800m、30Aには1200mがそれぞれ巻いてあります。見事なまでにピッタリと収まってますね。話は変わりますが、PEジガーULTは本当に最高のジギング用PEラインだと思います。このライン本当に大好きです。心からお薦めできます。

使用感はどうか?

国内版も同じかと思いますが、特にストレスもなく普通に使えます。低価格ながらさすがはシマノといったところです。特に秀でた部分もなければさして悪いところもありません。ちょっと安っぽいオシアジガーといった感覚です。

気になるところといえば、ドラグがちょっと弱いです。この問題は上位版のオシアジガーでも同様ですが、ハイギアだとガチガチに締め込んで10kg掛かるか掛からないかといったところです。私はドラグはキツめが好きなので若干足りません。レバードラグではないのである程度は仕方ありませんが、トカラ列島でデカいイソマグロ(たぶん)をかけた時にマックスまで締め込んでもまじで止まりませんでした。

しかし、ハイギアモデルでも10kg弱まではかかりますので、10kg以下の魚が対象魚となる近海のスロージギング、キンメダイ、アカムツ、アラなどで使う分には全く問題ありません。ボトム付近でかけた8kgのヒレナガカンパチもキャッチできてますし、ドラグ力がさして重要でない関東近郊のキハダも問題ないでしょう。浮かせるだけなら指ドラグでもいいですしね。

ドラグ力が問題になるのは、根がきついところで掛けたデカいカンパチや、モンスター根魚を相手に、根に入る前の一瞬の隙に魚の頭を上に向けれるかどうかと言うシビアな状況にのみになると思われます。トカラとか与那国に遠征に行く人には足りないかもと言うくらいです。

あとは、ハンドルが短いです。ディープで600g以上のジグを扱ったり、でかい魚をやりとりする上でロングハンドルにするのは必須です。私は全部ゴメクサスの120mmハンドルに交換しています。かなり力が込めやすくなりますし、値段もかなり安いので、トリウムとゴメのハンドルを組み合わせることで安価に実用できるジギングリールになってくれます。ちなみに、このゴメクサスのハンドルを企画したのは私です。

国内版と海外版の違い

国内版との一番大きな違いは、左ハンドルのラインナップがあるということと、3000番、4000番に相当する大型サイズがあることです。低価格で左ハンドルで大型サイズにがあるということに価値があります。

国内版とはスプールの形状が違うため、糸巻き量に多少の違いがあります。国内版のトリウムやオシアジガーより糸巻き量がすこし多いはずです。ボディサイズが同じなのに糸巻き量が多いとはなんかお得感がありますね(?)

しかし、オシアジガーや国内版トリウムにあるハンドルを回すとクラッチが戻るオートクラッチリターン機能がありません。大したデメリットではありませんが、気になる人はいるかもしれませんね。

総論

私のようにディープでのスロージギングを左ハンドルでやりたい奇特な人にはお勧めできる安価なリールとなってます。

国内には左ハンドルでスロージギングができる大型リールはかなり選択肢が少ないので、気になる方はeBayかUS Amazonで簡単に買えるので是非試してみてください。

関連項目

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海外版トリウムのレビューとインプレッション” への3件のフィードバック

  1. はじめまして。トリウムのハンドル交換を調べていてこちらに辿りつきました。記事の中で紹介されているゴメクサスのパワーハンドル120ミリですが国内版のトリウム 2000HGにもポン付けは可能でしょうか?それとも何か細工が必要でしょうか?
    もし、おわかりならご教授お願いします。

    1. コメントありがとうございます。

      このハンドルは取付部8×5mmのリールに対応可能です!
      国内版のトリウムにももちろんそのまま装着可能ですよ!

      1. 早々の返信ありがとうございます!参考になりました。
        さっそく購入してみます!

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