ネイティブのブラックバスが辛い時期ですね。ガチンコバサーはこんな時期でも、船を浮かべているのでしょうが、私はソルトやトラウトなんかに遊んでもらうことが多い季節です。
今回は、こんな時期でもバスを釣りやすい管理釣り場に、あだち君とやべ氏と一緒に遊びにいくことにしました。
フィッシングパル佐野
今回は訪れたのは栃木県にあるフィッシングパル佐野です。東北自動車道の佐野藤岡インターから3分という非常にアクセスの良い場所にあります。

この管理釣り場の最大の特徴は、レギュレーションの明確化してあり厳しいという点でしょう。しかし、その厳しさというのが、限られたスペースで安全に釣りをするため、そして綺麗なバスを釣るために定められています。
管理釣り場の大前提であるバーブレスフックの使用はもちろんのこと、一人一つのネットやペンチの持ち歩き必須など、明確化されたレギュレーションは釣りを始める前にオーナー様自らしっかりとした説明をもらうことができ、安全かつ快適に釣りをすることができます。

実際に釣りをした感想として、他のエリアに比べで明らかにアングラーのモラルも高く、魚も管理釣り場の魚とは思えないほど非常に綺麗でした。慎重なレギュレーションやマナーの説明、そして釣り場を定期的に巡回して釣り人の話を聞いてアドバイスをしてくれるオーナー様の人徳もあってのことなんでしょうね。
寒くても楽しく釣れる
オーナー様やあだち君曰く、岸沿いのブレイクを攻めるのが常套手段とのことでした。時間もたっぷりあるので、まずはあだち君の釣り方を見て勉強してみましょう。

あだち君の選んだのは前回大爆釣だったというゲーリーヤマモトのイモ30のノーシンカーで岸沿いのブレイクや、ストラクチャーの周りをデットスローで巻いてくるというものでした。

開始早々イモ30で釣り上げた一本。このくらいのサイズがアベレージとのことである。
あだち君に習って、彼のボックスからイモ30を強奪して同じように攻めて見ることにしました。

すぐ釣れました。この釣り方せこい。流石に厳寒期とあって爆釣とはいかないものの、定期的に岸に寄ったバスが釣れてくれます。ブレイクの際、アシの際、ヘラ台(?)の下などでイモ30で調子よく釣る事ができました。

このヘラ台の様な物の下をスキッピングで向こう側まで投げ込んで気が遠くなるほどゆっくり巻いてくると毎回のように釣る事ができました。
寒い中にもトップでも
この日同行したやべ氏は自分のスタイルを貫く超硬派なアングラーです。私やあだち君がどれだけフィネスで爆釣しても、絶対に真似しない真の強い男なのですが、この日はひたすらバズベイトを投げています。

彼以外は小さなルアーでフィネスな釣りを展開していて、こんなルアーを投げている人は皆無でしたが、粘った末にしっかりゲットしていました。

凄まじい精神力に感服です。一方あだち君も大好きな虫ルアーを駆使してサイトフィッシングを楽しんでるようです。

要所要所で虫を打ち込んで効率よくトップゲームを楽しんでいるようでした。こんなに寒くても、トップの釣りを楽しめるのもいいものですね。

私のおやつタイム。グレープ同士で乙なものです。
爆釣パターン発見
岸際での釣りである程度数を釣った後、あだち君と釣りをしていると沖のストラクチャーにバックスライドでワームを送り込むと爆釣することを発見しました。

あだち君は朝一同様イモ30のバックスライドで、私はO.S.Pのドライブスティックの3インチのバックスライドで連釣に次ぐ連釣です!
あだち君が釣り上げたヘラブナのような超メタボ体型のバス。
あまりに釣れすぎて笑ってしまうほどのパターンです。二人でおかしいほどの高ペースで釣り上げる事ができました。
ストラクチャーに向けてワームをぶん投げてフリーフォールさせて糸に変化が出たら合わせると面白いほどに釣れます。

ヒットルアーのドライブスティックのバックスライドセッティング。糸が走ってすぐ合わせているのに丸呑みされてるほどハマったパターンだった。(ちなみに、魚に飲まれた場合はオーナー様が針を外すのを手伝ってくれます)
大満足の釣行
爆釣パターンを見つける事ができて、釣果的には大満足の釣行となった。また、オーナー様が自らうちのルールは厳しいと仰っていったが、快適に綺麗な魚を釣るためには必要なルールであるし、皆がマナーを守って楽しく釣る事ができるように感じる事ができた。

特にこの日は導入したドライブスティックが活躍してくれたのも満足だ。管理釣り場という魚が極限にまでスレた環境下でその実力を遺憾無く発揮してくれた。
あだち君が最近お気に入りの釣り場みたいだし、また遊びに来よう。そうしよう。